構造品質保証研究所 サイトマップ Q&A お問い合わせ

ご意見・ご相談窓口 採用情報 オンラインショップ 会社案内

新世紀の人間空間を共に創造しよう

 20世紀末から現在までの約20年間には、数万人から数百万人が被災する大地震、大津波が、世界各地で毎年のように発生しています。2011年3月11日には、M 9 の大地震で東日本沿岸地域が壊滅し、福島第一原子力発電所が大量の放射能を環境に放出する結果となりました。これに加えて、熱波やハリケーン、台風、集中豪雨、大洪水などが相次いでいます。これらの天地の大変動に呼応するように、米国、欧州で経済危機が深刻化し、中東からアフリカにかけて、政治体制が大きく変革しています。

 今まさに、私たちは、18世紀から20世紀にかけて構築された科学技術、政治、経済体制が次々とその限界を露呈し、延命の努力も空しく自壊する数百年に一度の大変革を目撃しています。富やエネルギーを集中管理すること、多数の人間に均質なものや空間を提供すること、大量生産と大量消費など、前世紀のパラダイムが、大災害や経済危機とともに崩壊しています。

 建設分野では、建物やインフラの建設技術の中核を為している鉄筋コンクリート(RC)の構造的弱点が相次ぐ大震災で明らかになっています。目下、耐震基準を改定し、鉄筋を多く用いることで対処していますが、多額の費用と資源を使う方法には無理があります。高度化した基準の要求に技術的にも経済的にも到底追いつかない国々が増えています。3.11の大震災で、耐震補強した建物が破壊され、取り壊しになる事例もあり、根本的な見直しを迫られています。6階建て以上のRC造建物を建てないと決定した大学もあります。

 SRF[耐震被覆]は、この大変革期の真ただ中の1999年に生まれ、激動の十年で実用化され、3.11の大震災でその有効性が実証された新技術です。計算と量に頼るのではなく、コンクリートを耐震被覆し、壊れない材料へと変換する方法です。SRFを用いれば、鉄や炭素繊維などで固めてしまう従来技術に比べ、遥かに軽く、安全な構造物を安価に簡単に造り出すことができます。専門家からも、構造物を救う革新技術であると高く評価されています。SRFは、建設分野において、旧時代から、21世紀の新しい建設へのパラダイムシフトを実現する中心技術になると確信しています。

 私たちは、SRFを環太平洋地域から欧亜地域を中心に世界中に普及することで、安全で快適な、人間空間を創造し、新世紀の社会に貢献したいと願っています。