構造品質保証研究所 サイトマップ Q&A お問い合わせ

ご意見・ご相談窓口 採用情報 オンラインショップ 会社案内
  近いうちに建替えを予定。
早い話それまで建物がもてばいいだけなのだが・・・
 
 
SRF工法で主要な柱を改修すれば、低コストで短期間に確実に安全性を確保できます。軸圧壊防止であれば、天井や床をはがすことも不要です。If値(倒壊危険度)を用いて倒壊防止を目的とする設計を行う方法があります。
 
  建物が地震で潰れた場合には、保証をしてもらえますか?
 
 
SRF工法は、鉄板巻きなどと同等の通常の耐震補強工法として技術評価を受けています。施工は、建設会社の責任施工で行います。他の工法と同様で、建物が崩壊した場合の保証が特にある訳ではありません。
 
  部屋が狭くなったり、見苦しくなったりしませんか?
 
 
SRFは柱や壁に特別に開発したポリエステル繊維シートまたはベルトを貼り付ける工法です。したがって、被覆材のわずかな厚みの分しか柱が太くなりませんので、お部屋の広さ、使い勝手に影響がほとんどありません。また被覆材の上から通常の仕上げをすることが可能です。
 
  うちのビルは設計から施工まで建設会社が決まっているけれど、
SRF工法は使えますか?
 
 
SRF工法は、特許工法ですので、構造品質保証研究所が主宰するSRF研究会会員でなければ、設計や施工は出来ません。ただし、入会申込は随時受け付けています。また、設計施工指針は、書籍として販売しておりますので、建設会社の設計部にご相談ください。施工は、既存のSRF研究会会員の建設会社を選定する事も可能ですので、入札等でご決定ください。また、お客様のお付き合いのある建設会社に新たにSRF研究会に入会していただき、施工していただくことも可能です。
 
  ビルの営業を休んでいる暇は無いのですが・・・
 
 
SRFは他のどの工法よりも短期間で施工できる工法です。金曜日に仕上げを撤去して、土、日曜日までに仕上げを含めて完成した例が多くあります。 資材も宅配便で運べるので、休日や夜間を利用して営業しながら改修ができます。
 
  土木の施工例はありますか?
 
 
火力発電所配管橋脚、東海道新幹線高架橋、電力会社の水路橋などがあります。東海道新幹線では正式の耐震補強工法として採用され、多くの駅で施工しています。
 
  うちのビルは柱に何を巻いてもIs値は上がらないと言われたのですが?
 
 
一般に、せん断破壊する柱に鉄板などを巻いて補強することで建物の倒壊の危険性を減らすことができますので、Is値も向上します。「柱に何を巻いてもIs値は上がらない」建物は、既に、柱が十分丈夫であり柱部分を補強する必要がない建物であると考えられます。1968年(昭和43年)の十勝沖地震で柱のせん断破壊が注目され、1971年に耐震基準が改定され、せん断補強鉄筋を100mm以下の間隔で入れることが義務付けられました。これ以前の建物では、柱に巻くことで大きくIs値が改善する場合がほとんどです。最近作られた建物でも、ピロティ部分の柱を補強することによって、倒壊の危険性を減らすことができます。
 
  SRFはどこが施工するのですか?
 
 
SRF工法は、特許工法であり、SQAの実施許諾が必要です。
また、(財)日本建築防災協会の技術評価取得の条件としてもSQAが主宰するSRF研究会の会員建設会社(施工部会会員)が施工を行うこととなっております。施工部会会員は、スーパーゼネコンから専門工事会社まで多数の企業が会員です。入会は随時受け付けておりますので、お知り合いの建設会社が新たな会員になって施工することも可能です。また、非会員企業が元請で、会員企業の専業者に発注して施工する例もあります。
 
  接着剤は有害ではないですか?
 
 
SRF工法に使用する材料には、改正建築基準法や厚生労働省のガイドラインが定めている「化学物質の室内濃度に関する指針値」に指定されている、ホルムアルデヒド、トルエン等の14物質を含みません。接着剤も一液性で無溶剤のウレタン系接着剤であるため無臭であり、JAIA F☆☆☆☆を取得しています。
 
  火災に対しては?
 
 
一般に、既存躯体は火災時の構造支持能力を保持するように設計施工されていますので、耐震補強材に耐火性能は要求されません。ただし、SRF工法に用いるポリエステル繊維は、約260℃で軟化し約270℃で融解するため、装制限等で耐火性能が必要な場合は耐火被覆を行います(炭素繊維補強もエポキシ樹脂を用いているので同様です)。火災に遭った場合には、必要に応じて補強材の交換をしてください。
 
  うちには独立柱は無いのですが、それでも施工できるだろうか?
 
 
独立柱の数が少ない場合には、その柱が弱点になり易いので、その柱にSRFをお勧めします。一見独立柱でなくても、構造上は独立柱である場合が多くあります。間仕切りのような壁は、スリットを設けて独立柱にして効果的に改修できます。壁付き柱についても、入り隅に金物とボルトを用いて壁と柱をいっしょに補強する方法、入り隅に金物等を用いない方法のどちらでも効果があります。詳細は、設計施工指針、設計資料などをご覧下さい。
 
  古いビルで、柱にヒビがかなり入っているけれどそれでも効果は大丈夫?
 
 
SRFは、ヒビの入った柱にも十分に耐震性を発揮できることが実証実験によって確認されているので安心です。むしろヒビの入った柱を補強せずに放置するのはとても危険です。ぜひSRFをお勧めします。
 
  耐震改修は部分的には出来なくて、ビル全体を一度にやらなければいけないと聞いているのだけれど、テナントの出入りに合わせて段階的に改修出来ないだろうか?
 
 
SRFは、部分的に補強しても全体のバランスを変えることがありません。補強する部分を新たに追加したり、補強量を増やしたりすることが簡単にできます。従来型の補強と併用することも可能です。テナントの入れ替えや改装など施設の利用計画に応じた柔軟な計画、 段階的な工事が可能です。ただし、補強しない部分は倒壊の危険性が残ります。
 
  SRFするとPMLは下がるのですか?
 
 
SRF工法は、鉄板や炭素繊維を用いる耐震補強と同様に、PMLやIs値の基準値を性能評価指標にして設計することができますので、PMLは下がります。
 
  材料はどこで作っているのですか?
 
 
東レ、三浦組紐、西川テックス、トーヨーポリマーなどの企業がSQAのライセンスに基づいて製造しています。ISOかJIS表示工場です。
 
  共同ビルで区分所有になっているが、自分の所有部分だけ安全に出来るか?
 
 
被覆した柱の周辺に生存空間を確保する目標の補強が可能です。
 
  既に炭素繊維を使って補強を計画しているが、今からSRFに変更できるか?
 
 
炭素繊維で設計された補強は、簡単な計算で、SRFに置き換えることができます。補強計画を担当されている設計事務所、建設会社さんにご依頼いただくか、SQAまでご相談ください。
 
  建物が敷地の限界ギリギリで建っているのですが、SRFで補強できますか?
 
 
既存の仕上げを撤去すれば補強前よりそれほど厚さを増やさずに補強できます。 補強層は2.5mm〜10mm程度なのでほとんど問題になることはありません。手が入るスペースがあれば工事できるのでSRFは狭い場所の補強に適しています。
 
  耐震診断をして、補強計画も出来ているが、壁とブレースを大量に入れる案で、とても使える案ではない。SRFで現実的な計画が出来るのか?
 
 
壁やブレースを大量に新設する補強は、強度型補強と呼ばれます。一方、ほぼ既存の間取りのまま、部材に靭性(粘り強さ)と十分な軸耐力を付与して耐震性を確保する靭性型補強も公的指針で認められています。SRF工法は、靭性型補強を可能にします。
 
  SRF工法材料の耐久性は?
 
 
SRF工法に用いるポリエステル繊維、ポリウレタンとも、化学材料の中では耐候性に優れた材料として産業用に広く用いられています。屋内環境では30年経過後も劣化しないことが確認されています。 ただし、屋外に暴露した場合には、連続繊維補強で用いられるエポキシ樹脂と同様に、紫外線で緩やかに劣化します。従って、使用環境に応じた仕上げ、被覆を行うことを設計施工指針で明記しています。
 
  かなりの大地震でもビルが崩れるのを防げるようになるのかしら?
 
 
東京大学地震研究所、独立行政法人防災科学技術研究所との共同実験において、阪神大震災などの大地震波を7回かける究極的な耐震実験をした結果でも、SRFは見事耐え抜き、建物を無事に守りきった実績があります。
 
  大きな地震でダメージを受けても、その後もビルは使えるのかしら?
 
 
SRFは、通常の地震では内部のコンクリートが粉々になったり、被覆材がはがれたりしないように設計します。万一想定を超える大地震で、内部が損傷した場合でも、被覆材の上から、SRF再度補修をしたり、重ねて、SRFで改修をすれば、次の地震に耐える力がまた復活します。被覆材には10倍程度の安全率を見込んでいますので、これが切れることが考えられないのですが、万一切れたり損傷した場合は、剥がして取り替えることができます。
 
  SRF工法は、どのくらいかかるのか?
 
 
平均的なコストは、柱一本当たり30〜70万円(解体、仕上げ等除く)で、鉄板巻きの7割程度です。また、工期は、補強だけなら、 数時間で終わります。仕上げを仮に撤去して復旧して、金曜夜から、日曜日までで完成した例が多くあります。詳細なコスト情報は、当社HPなどで公開しています。
 
  耐震診断を依頼すると何百万円とかかかると言われたが、診断をしないか、あるいは簡易に済ませられないのか?
要は耐震性が増せばいいのだから・・・
 
 
とにかく建物を崩れないようにしたい場合には、倒壊防止目的に絞って、補強計画を行うことが出来ます。この場合は、倒壊危険度(If値)を性能評価指標にします。ただし、この場合にも、正規の診断費用に比べれば安価ですが、補強設計には調査と設計計算が必要です。
 
  どんな仕上げをするのですか?
 
 
SRF被覆材の上に、モルタル、ボード、石、タイル、レンガ、塗装など、直接通常の仕上げを行うことができます。SRF被覆材、接着剤とも5mm程度の孔であれば、仕上げ用のビスなどを打つことができます。ポリエステル、ウレタンは、建築土木で通常用いられる塗料、下地材などを施工しても、設計上問題になる程劣化することは無い材料ですが、ご心配の場合には、SQAにご確認ください。
 
  SRFは柔らかいので、変形が進んでからでなければ効果がないのではないですか。崩壊は防げても資産価値は守れないのではないですか?
 
 
SRFは、柔らかい材料で補強するので、地震後に建物が大きく変形して、資産価値が結局なくなるのではという疑問が専門家の間にもありました。しかし、柔らかい材料でも適度の厚みを持たせれば、鉄板や炭素繊維と同等の補強効果があることが理論と実験で実証されました。鉄板巻きと同等な耐震補強工法として建築防災協会の技術評価を取得しています。
 
  新築に使えるのですか?
 
 
SRF工法は、既存鉄筋コンクリート柱の補強について、建築防災協会の技術評価を受けていますが、現時点では、新築に用いて、鉄筋や金物を減らすことは法律で認められていません。しかし、設計者の判断でプラスアルファの用心補強として用いることは出来ます。高層RC建築の柱、ピロティーの柱、木造の接合部など、新築するときにSRF工法で補強し、想定外の地震や、想定外の建物の揺れ方に備えることをお勧めします。将来は、大地震に対してはSRFをメインにして、コンクリートや鉄の量を減らし、構造物の軽量化と、万一内部が粉々になっても倒壊しない設計を行って、抜本的な地震対策と資源の有効利用を実現することがSQAの目標です。
 
  特許について教えてください
 
 
SRF工法の「方法」「構造」「材料」について、多数の特許を、国内、国際出願し一部は特許登録されています(特許第3484156号等)。コンクリートより柔らかい補強材を用いて被覆することなどが特許の内容です。
 
  「SRF」は何の略ですか?
 
 
通常は、Super Reinforcement with Flexibility の略ですと説明しています。しかし、初めから単語を選んだのではなく、SとRとFの3文字を選びました。それぞれの文字に、色々な意味が込められています。例えば、Sは、Surface, Soft, Strong, Seismic, Smart, Simple, Superなどです。Rは、Retrofit, Remedy, Recovery, Renovation, Revolution, Rescue, Reinforcement などです。そして、Fは、Frame, Fabric, Future, Freedom, Finishing, Fusion, Flexibilityなどです。 SRFは、単なる補強ではなく、コンクリートを壊れない新材料へと変革し、建物を生まれ変わらせる新技術です。この意味で、Rは、Recovery, Renovation, Revolutionであると言えます。
 
  税制改正で10%の特別償却が認められましたが、
SRFは対象となりますか?
 
  補強設計を認定するものなので、SRF工法に限らず、補強設計がOKであれば認定されます。SRF工法は建築防災協会の評価工法ですので、SRF工法だからといって対象外になることはありません。