オフィスビルの問題点

耐震補強は大がかりな工事になるため、基本的には事務所は柱の廻りに机や家具が多く、常に人がいるため工事はできない…と思われがちですが、

SRF工法をメインとした耐震補強工事なら、
安く・早く・効果的にできます。

SRF工法を実施した事例として、熊本地震で被災したオフィスビルでは補修が終わった後に、再度地震が起きた場合を考え、SRF工法による補強を採用いただきました。その際ポイントとなったのは補強工事中、「引っ越し等をしなくて良いこと(居ながら工事が可能)」、「補強前後でオフィスの使い勝手が変わらないこと」でした。

オフィスビル耐震化の救世主「SRF工法」

SRF工法は柱にSRFベルトと呼ばれる高弾性補強材を巻き付けていくだけなので、柱周囲に1m程度の間隔があれば工事可能です。 工事期間中、机や家具を少し動かしておくだけで工事ができます。 また、臭いもほとんど無いためベルトを巻いている隣で執務を行うということも全く問題になりません。

見た目・使い勝手は補強前後と変わらず!!

よくある柱の間に鉄骨ブレースを入れたり、新しく壁を作るという方法は、使い勝手を大きく変えてしまうため、入居者にストレスがかかります。

補強箇所・工期・費用等

■物件概要

  • 所在地:熊本県熊本市中央区
  • 用途:事務所ビル
  • 階数:地上4階、塔屋1階
  • 延床:2023.857㎡
  • 構造:鉄筋コンクリート造
  • 竣工:1992年(新耐震基準)

■工事概要

  • 実施内容:柱23本 SRF補強
  • 工期:2017年2月~5月(3ヶ月間)
  • 費用:約3700万円