SRF工法による耐震補強は、ほとんどの場合で重機や大掛かりな工事を必要としません

東京都内の保育園で倒壊防止を目的とするSRF工法耐震補強工事が行われました。一般的な耐震補強工事の場合、工事のために重機を使用するため、夏休みを利用して突貫で耐震補強工事を行います。SRF工法による耐震補強工事は、倒壊防止を目的とする場合ポリエステル繊維を柱に巻くだけなので、重機を必要とせず、また、工事関係者と施設利用者が交錯しないような最低限の仮囲いで耐震補強工事を行うこことができます。施設を稼働したまま、保育園であれば園児が普段通り楽しく生活しながら、耐震補強工事を行うことができます。
これは、SRF工法だからできることです。
SRF工法による耐震補強は、必要最低限の仮囲いで工事することができます
SRF工法で柱を耐震補強工事中でも、緑色のフェンス(仮囲い)の向こうで、先生と園児が普段通り楽しく遊んでいます。

耐震補強工事中

耐震補強工事完了
補強箇所・工期等
■物件概要
- 所在地:東京都墨田区
- 用途:教会、保育園他
- 階数:地上5階
- 延床:1,468.326㎡
- 構造:鉄筋コンクリート造
- 竣工:1966年
■工事概要
- 実施内容:柱40本 SRF補強
- 工期:2004年8月末~10月中旬(1.5ヶ月間)

1階平面図