SRF工法ならテナントを退去せず耐震補強が可能です

当事務所ビルのオーナーは、2018年の大阪北部地震を契機に、自社の管理ビルの耐震性に不安をお持ちでした。大阪で毎年開催されている「震災対策技術展」で当社のブースに立ち寄った際にSRF工法を知って頂きました。

当事務所ビルは1階に飲食店を始めとした店舗、2階から10階は事務所として使用されています。事務所階は、各テナントの休日を利用し段階的に補強工事を行っていきました。また、1階店舗については、店舗の定休日や夜間の時間を利用して工事を行うことで、各テナントが退去することなく、耐震補強工事を実施することができました。

SRF工法の柱の周囲1m程度の作業スペースで短期間で工事を行えることから、テナントへの影響を最小限に工事を行うことが出来ました。また、補強工事に使用する接着剤は無臭であるため食品を扱うところでの工事にも最適です。

1階飲食店内の柱補強

工事1日目

1日目は、店の定休日を利用して、仕上げ材の撤去を行いました。簡易な仕上げ材で仮復旧を行い、翌日も飲食店の通常営業が行われました。

工事2日目

2日目は、店の閉店後の夜間と翌朝を利用してSRF工法による柱補強とボード仕上げまでの工事を行いました。翌日も飲食店は通常営業を行いました。

工事3日目

3日目も、2日目と同様に夜間と翌朝を利用して仕上げ工事(クロス、化粧ベニヤ貼り)を行いました。これでSRF工法による耐震補強工事は完了です。

1階寿司屋内の柱補強

撤去工事

まん延防止等重点処置に伴う休業期間を利用して、SRF工法による耐震補強工事が行われました。

SRF補強工事

下地調整完了後、SRF補強工事を行います。柱と壁のわずかな隙間に補強材を通して補強を行うことで、仕上げの撤去範囲を最小限にし、短工期で工事を行うことができます。

復旧工事

内部をタイル、外部を大理石で復旧。SRF工法は多様な仕上げに対応ができ、補強前と変わらない意匠性、使用性を確保することができます。

事務所階の柱補強

事務所の休日を利用しての補強工事。柱から1m程度の範囲の簡易な仮囲いで施工が可能。建具を外すことなく柱とのわずかな隙間で施工ができ、工事中のセキュリティも安心。

補強箇所・工期・費用等

■物件概要

  • 所在地:大阪府大阪市
  • 用途:事務所ビル
  • 階数:地上10階、地下1階、塔屋2階
  • 延床:3,616.76㎡
  • 構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
  • 竣工:1974年

■工事概要

  • 実施内容:柱48本
  • 補強目的:倒壊防止
  • 工期:2019年8月~2022年2月