施工方法(木造)

木造基礎SRF工法

  1. 掘削・仕上げモルタル、外内装材、障害物の処理
    • 基礎の補強対象部分が地表面より下にある場合、スコップなどを使用して掘削を行う。
    • 高延性材設置に支障がある外装材、内装材などの仕上材や障害物を撤去する。
    • 基礎の補強対象部分の既存仕上げモルタルは、撤去する。
  2. 高延性材準備・接着剤塗布
    • 800g/㎡以上(ウェット膜厚で0.5㎜以上)とし、必ず専用クシ目ヘラを用いて均一に塗布する。
  3. 高延性材設置
    • 補強区間内で高延性材を繋ぐ際、500㎜以上の重ねを取る。
    • 高延性材を2層貼り付ける場合には、1層目貼り付け後すぐに2層目の貼り付けが可能。
  4. 仕上げモルタル設置
    • 高延性表面に接着剤(SRF20またはSRF30)を用いて止め具(トンボ)を取付け、ラス金網を貼り付ける。
    • ラス金網貼り付け後、仕上げモルタルを塗布する。
    • アングル及びボルトも含めて仕上げモルタルを塗布する。

際貼り増打ちSRF工法

  1. 仕上材仮撤去(仕上材を撤去し、軸組を露出させる)
    • 合板を取り付ける範囲の仕上材を仮撤去する
  2. 構造用合板設置とSRFテープの貼り付け・釘打ち方法
    • 下記、2種類の施工方法がある
    1. 先に構造用合板にSRFテープを張る場合やSRFテープが貼り付けられた「際貼合板」を軸組みに留め付ける場合、釘打ち方法は、在来軸組工法で間隔75㎜以下、枠組壁工法で間隔50㎜以下で釘打ちする。釘打ち方法は、通常の合板耐力壁増設と同等でよい。
    2. 先に構造用合板を軸組に留め付け、後からSRFテープを貼付ける場合の釘打ち方法は、在来軸組工法で間隔150㎜以下、枠組壁工法で間隔100㎜以下で先に構造用合板を留め付け、構造用合板際にSRFテープを専用接着剤で貼った上から構造用合板留め付け釘の中間に釘を増し打ちすることで、上記2-1と同等の釘打ちピッチとなる。釘打ち方法は、通常の合板耐力壁増設と同等でよい。
  3. 仕上げ(仕上を行い改修完了)
    • 仕上材を復旧する。復旧方法は、通常の合板耐力壁増設と同等でよい。

木造接合部の耐震補強

  1. 仕上材仮撤去、部材の検査、下地処理(仕上材を撤去し、接着面を露出させる)
    • 改修対象箇所の仕上材を仮撤去する。
    • 部材と部材の境界部の段差を計測し、段差が4㎜以上である場合は木板でテーパーを作成し、段差が滑らかになるように取り付ける。
  2. 接着剤塗布(接着剤をクシ目ゴテで均一に塗布する)
    • 接着範囲に接着剤「SRF30」を塗布する。専用クシ目ヘラを用いて厚さ0.5㎜厚程度で均一に塗布する。
  3. SRF被覆材貼り付け(たるみのないよう人力で張力を加えながら貼り付ける)
    • 貼り始め端をステープラーで仮固定して、ベルトがたるまないように引っ張りながら張り付ける。貼り始め端と同じように貼り終え端をステープラー又は釘で固定する。
  4. 仕上げ(仕上を行い改修完了)
    • 耐火や耐衝撃などの要求性能や施工後の保守管理の容易さに応じて、適切な仕上げ工事を行う。